旧二田村当時、母親が田仕事をしている傍らで、畦道にむしろを敷いて一人遊びしている幼児の姿が、同じ子育て中の初代理事長の目に留まり、当時の西山キリスト教会の人々に保育園の必要性を訴え、海外の人達の協力を得て和田地区に「ひかり保育園」を開設、現ふたぼ保育園の前身となる。昭和34年5月より常設の保育園として50名の児童を預かり、約10年間続けた。この間、庭山啓子初代理事長及びマリリン・ミラー園長の奔走・努力に負うところ大であり、困難な運営を支えてきた。

　その後、更に安定した保育を、との願いから、社会福祉法人格の取得を志し、準備に入る。丁度、相俟って西山町では就学前児童の保育計画が策定されており、この計画に基づいて法人設立の段取りが進められることとなる。西山町の全面的バックアップと援助を得て、昭和44年10月、社会福祉法人西山福祉会が設立され、初代理事長に庭山啓子が就任した。法人認可と同時に新園舎が完成、法人ふたば保育園（初代マリリン・ミラー氏）が発足し、昭和44年11月1日に開園となり現在に至っている。

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